2018/08/09

仕事の重圧と残業で泣いてばかりでうつ気味と診断。病院の薬は飲みたくありません。

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病氣になる手前で防ぐ「未病先防(みびょうせんぼう)」の考え方が大切です。

―― 漢方の助けを借りながら、仕事を見直す、人生を見直すということも必要なのですね。

志保先生:そうですね。仕事を一生懸命し過ぎて体を壊したら、何のための仕事か分かりませんし、健康あっての人生だと思います。健康は幸せになるための必須条件です!

それから、「病院の薬は飲みたくありません。」という事ですが、病院の薬だからといって無理に飲む必要はないと思います。あまり病氣と思い込まない方が良いと思います。

何も原因がないのに泣くのではなくて、はっきりと原因があって、仕事の重圧と体がしんどいことで気持ちが弱っていて泣いていらっしゃるわけですから。

たぶん病院に行くと、抗うつ薬などが出ると思うのですが、「氣血両虚(きけつりょうきょ)」といって氣も血液も少ないタイプですと、病院の薬は効きすぎて、朝から眠たい、頭がボーっとするような状態になる方も中にはいらっしゃいますので、そのような物をお飲みになることは私はおすすめしません。

病院の薬を飲みたくないのであれば、無理に飲む必要はないと思いますよ。漢方薬局のような所があれば、相談してみてはと思います。

また、いろんな人生の先輩の方々にお話を聞くのも一つの方法かもしれませんよ。

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