2018/02/13

結婚指輪をはめていたところが、急にかぶれてしまいました。

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志保先生:そうですね。たぶん、指輪でかぶれたというと、西洋医学ではかぶれたところにステロイドをぬるだとかすると思います。

ぬってそのまま症状が出て来なければ良いですが、金属アレルギーになってしまったら、どのような金属にも反応してかぶれたり、ただれたりしやすいので、やはり、体の中から元氣になるように漢方を使っていくのが良いと思いますよ。

そして、今は金属アレルギーだけでとどまっているかもしれませんが、それをきっかけにいろいろな湿疹が出やすくなったりするお客様を見てきていますので、「ちょっとおかしい」という時点でご相談いただければと思います。早め早めの対策が大事ですよね。

―― かぶれに漢方ではどのような対応が出来ますか?

志保先生:はい。アレルギー体質は免疫が狂っています。漢方では免疫は「腎(じん)」というところが司っていますので、補腎といって腎の働きを強くしたり、脾胃(ひい)の弱い方には、建脾といって体の中からサポートしたり、活性力に働きかけるようなものだとかをもっていきます。アレルギーに合うものを取り入れます。

その上で、皮膚の状態に合わせて、赤みが気になるようでしたらそれに合うような漢方、ジュクジュクと汁が出ている状態であれば、それに合わせた漢方をお出ししたりと、「漂治(ひょうち)」といって対症療法的な漢方も使います。

―― やはり体の外側だけでなく、中からも対応した方が良いのですね。

志保先生:そうですね。外側だけですと、何度も繰り返し出てきてしまうのではと思います。

女性でしたらアクセサリーは使いたいですよね。中からも一緒に対応することをおすすめします。

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