例えば、どのような食べ物かと言うと、生ものや冷たい飲料水は、体内に過剰な水分をため込みやすく、お砂糖の多い甘い物や乳製品を食べすぎていると、アレルギー体質を引き起こしやすいです。
腸の負担になって、鼻が弱い人ですと鼻に不調が出てくるかもしれません。
また、胃腸が弱い人は胃に不要なお水がたまるために、膿汁ができやすいと漢方的には考えますので、胃腸が弱い人には、胃腸を強くするような漢方薬をお出しします。
―― 蓄膿症には、対症療法だけでなく、体のもとから対応を考えていくのですね。
志保先生:そうですね。病氣は必ず原因があって結果になっていると思いますので、原因が何かを探る、日常生活の中で探って、そこに対応していかなければ、根本的な解決には向かわないと思います。