志保先生:例えば、カルシウム不足でも氣分が不安定になることがありますから、「牡蛎(ぼれい)」といって、牡蠣から取ったカルシウムには神経を鎮静するような作用がありますから、そのようなカルシウムをもっていったりします。
また「補血薬(ほけつやく)」といって、血液を補うような漢方薬や元氣な時でも飲めるような酵素などは、ビタミン、ミネラルがバランス良く入っていますので、このような元気成分が多く入っているものをお飲みになったら良いと思います。
また、これは相談薬局の強みというか、良いところだと思うのですが、例えば、うつかどうかは医学的に判断しないと分からないわけですから、医学的に相談できる場所に行くことも1つの方法だと思いますよ。
―― 氣持ちがどんよりしていることをひとりで抱え込まずに、相談薬局さんのような所で、1度お話ししてみるのも良いのですね。
志保先生:そうですね。そうしてみないと、その人が本当に病氣かどうかは判断しかねると思いますので、自分ひとりで悩まないことですよ。