2018/02/08

アトピーです。運動は苦手なのですがした方が良いですか?

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逆にカサカサとしている人は、汗をかいた方が皮膚はしっとりとしますので、運動した後に清潔にすることを心掛けていただいたら、運動をそんなに気にして控えることはないと思います。

 プールに入る時は

運動で注意が必要だと思うのは、アトピーのある小さいお子さんなどがプールに入る時ですね。

スイミングに通った後にアトピーがひどくなるお客様がいらっしゃいますが、やはりプールの塩素が肌には刺激になります。弱っている肌に塩素はすごく刺激になって皮膚病が悪化することがあります。

なので、子供がプール好きであるならば、ストレス発散にもなりますのでやらせてあげると良いですが、帰ってきたら必ず石鹸を使って塩素を洗い流すだとか、あまりにひどい時はプールを休んだりすることも大事だと思います。

 紫外線に氣をつけて

あともう1つ気を付けてほしいのが紫外線です。オゾン層が破壊されて紫外線が昔と比べてきつくなっていますから、なるべくなら日光に当たらない屋内のスポーツを選んでいただきたいです。弱っている皮膚には日焼けはよくないですからね。

そして、外に出る時の紫外線対策の1つとして、日焼け止めを塗ってほしいと思います。この日焼け止めの知識をスポーツに関連してお伝えしたいと思います。

日焼け止めというのは大きく分けて吸収剤と散乱剤があります。紫外線吸収剤というのは紫外線を防ぐ力が強いのですが、これは皮膚の上で化学変化を起こすので皮膚への負担が大きいです。

紫外線散乱剤は、皮膚の上に1枚膜を貼って紫外線をカットします。皮膚の上にクリーム状の帽子をかぶるようなイメージです。ただ、散乱剤は皮膚の上に1枚乗せるので、紫外線クリームとしてはのびが悪かったり、見た目が白くなったりします。

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