ただ、中には親身になって「どうしてもこの患者さんの出産を応援したい」という先生もいらっしゃるので、子宮筋腫を90数個取ったとおっしゃっていました。相当な数です。
子宮を取らすに筋腫だけを取るわけですから、先生も根気がいったと思いますが、その方は結局諦めなかったから、30代後半だったと思いますが、妊娠したんですね。
この方が、感謝の氣持ちを表したいということで薬局の先生ばかりが集まる研究会で発表して下さいました。
うちのお客様ではないのですが、その会合で妊娠した時のお腹の中の写真を見せてくれました。
筋腫と筋腫の間の本当に筋腫の無い所にその子が着床していました。この子は生まれたかったとしか思えません。
それは、私にとっても感動的な例だったのですが、子供は、生まれたかったから生まれてくると思うんです。
あなたがやり切るまで寄り添います
この話にはエピソードがまだあって、筋腫ということは出血しますので、病院に行く度に「流産しますよ。」と産婦人科の先生に言われたそうなんです。
でも、その方が相談していた薬局の先生が漢方の止血剤を出して、「大丈夫だよ。」と励まされたそうです。
産婦人科では駄目と言われたけれど、漢方薬局で「大丈夫よ。こうやって流産防止の漢方薬を飲もうね。」と言われて出産にこぎ着けたんです。