2018/05/10

不妊治療に専念するためには、仕事を辞めたほうが良いでしょうか?

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―― 本日のご相談は「不妊治療に専念するためには、仕事を辞めたほうが良いでしょうか?」というものです。

志保先生:これは、その方の性格によると思いますし、その方の職場の環境にもよると思います。

例えば、不妊治療をする場合、病院に何度も行かなくてはなりません。排卵の時期なども、多少は薬でこの時期と想像はできますが、急なお休みをもらわなければならなかったり、生理周期のタイミングによって病院に行かなければなりません。

結構、病院に行く時間を取られますからね。そのようなことに理解があり、話しやすい上司であれば、「このような治療をしますのでご協力いただければうれしいです」などとご相談できますが、例えば男性ばかりの職場や、お休みや早退をしにくい雰囲気の職場ですと、仕事を続けるのはしんどいと思います。

あとは、その人の性格で、外に出ることが楽しいタイプであれば、やはり、家の中にこもってしまうと、不妊治療のことばかり考えてしまう傾向にあります。

すぐに子供ができればよいですが、できないと「あ~、できない、できない」と自分の体のことだけしか考えないので、それがストレスになってしまいますよね。

逆に、家にいるほうがのんびりするという人は、外に出る方がストレスになりますね。

どちらのタイプかを考えてから

漢方堂のお客様でも、専業主婦で不妊治療をしていて、子づくりの事ばかり考えてしまうので、パートに出た方がいました。

私は体温表をつける事がストレスにならないのであれば体温表をつけてもらっていますので、そのお客様は漢方薬を飲みながら体温表をつけて子宝治療をしていました。

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