―― 本日のご相談は「笑顔が少ないと言われてしまいました。自分でも氣持ちがどんよりしています。」というものです。
志保先生:この方がうつかどうかは分かりませんが、愛想笑いが嫌いな方はいますよね。
これは、性格もあります。
うちにも息子が2人おりますが、カメラを向けると1人は笑顔になりますが、1人はムスッとした顔しかしてくれません。「何で、家族で旅行しているのに、笑わないの?」と聞くと「面白くないのに笑えない。」という答えが返ってきます。なので、愛想笑いが出来ない方も中にはいると思います。
例えば、人間を病氣にしようと思えば簡単なんです。1日に10人の人に会って、10人の人みんなから「あなた、顔色が悪いね。」と言われたら、その人は本当に顔色が悪くなると思います。
このように、言葉というのは、人にものすごく影響を与えます。その方に笑顔が少ないのは、うちの息子のように面白いことが無いと笑顔になれないように、もしかしたら性格かもしれません。なので、そのようなことで氣持ちがどんよりする必要はないと思います。
落ち込みやすいなら
ただ、ちょっとした言葉で落ち込んだり、普段はそのような事をはねのけられるのに、何か些細なことで落ち込むという時は、もしかしたら多少なりとも体調が悪くなって血液が少なくなり、落ち込みやすい状態になっているかもしれませんね。
そんな時は、体を補うようなものを摂ったり、少し体と心を休めて自分の好きな事をしたら良いと思います。人の言葉でどんよりする必要は何もないと思います。ただ、いろいろとポジティブになる本などに書いてあるように、幸せを引き寄せようと思ったら、笑顔になった方が幸せは引き寄せやすいと思いますよ。
なので、どんよりとする前に、できるならば笑顔を作ろうとする努力をしたら、人生が好転するかもしれませんので、鏡を見て笑顔を作り、口角を上げたりと努力する事も1つの方法だと思いますよ。
笑顔をつくってみる
漢方堂では、心と体が元氣になるように、マナー講座などいろいろな講座をしています。マナーの講座には新聞にコラムを書いているような先生に来てもらっているんですよ。