2017/11/13

体に悪いところはないようなのに、どうして赤ちゃんができないのでしょうか?

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――本日のご相談は「病院では何も悪いところはないと言われたのですが、どうして赤ちゃんができないのでしょうか?」というものです。

志保先生:はい。まず私の考えですが、赤ちゃんはつくるものではないということを頭の中に入れてほしいと思います。赤ちゃんは授かりものですので、人間がつくろうと思ってできるものではないということが、私が20年程薬局で相談にのってきて思った結論なんです。

なぜかと言いますと、お客様の中でも、低温層と高温層がきれいに分かれていてどこにも悪いところが無くても、赤ちゃんができないお客様がいらっしゃいます。そのような方は、例えばSEXが嫌いだというお客様も中にはいますね。

やはり人間の体というのは、嫌々やることには拒否反応を起こすのかなと思うところもあるのですが、そうではなくても、きれいな体温でも赤ちゃんができない場合があります。

私は、若い頃はどうしてなのだろうと悩んだこともありました。こんなにきれいな体温なのだからタイミングをとれば絶対にできるはずなのに、と。でも、どうしてもできないという方が中にはいらっしゃるということも事実としてはあります。

やはり35歳を過ぎると妊娠率は20代と比べるとガクンと減って、40代になると更に減るということもあるので、年齢とともに卵の質が落ちてくることは確かです。

それで、卵の質がグレード1だとかグレード4だとか、良いとか悪いとか病院で言われますが、卵の質が良くてもできない人がいて、悪くても赤ちゃんが着床してできることがあるんですね。

そのようなことをトータルでみたときに、たった1つの精子とたった1つの卵子が重なって人間というものができるのですから、いろいろな偶然が重ならないと人間1人できないと考えれば、やはり赤ちゃんは授かりものなんだなと思います。ご縁が無いとできません。

なので、「どうしてできないんだろう」と思うとそれだけでストレスになりますので、私はそのような時に、まずご夫婦2人の生活を楽しんで下さいとアドバイスします。SEXが子つくりだけのものになっていないかどうか、ちょっと考えてみてほしいんです。

子宝に向き合う氣の持ち方

――少しとらえ方を見直してみる、ということが大切なのですね。

志保先生:そうですね。子宝がほしくていらっしゃる方は、大体、タイミングをとる時しかSEXしていないですね。新婚さんであってもそうです。それでは体の中からホルモンは出ないですね。

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