なので、界面活性剤が入っていない食器用洗剤も取り扱っていますので、そのような物をお使いになられたら良いと思いますし、手につけるものはすべて氣を使ってほしいと思いますね。
―― 日頃はどうしていけば良いですか?
志保先生:日頃は、もし傷があってそこが痛いのであれば、今は手袋でも薄くて可愛らしいものがありますので、そのようなもので皮膚を保護するのも一つの方法かと思います。
冬などは、手がカサカサとしているようであれば、クリームを塗って手袋をつけていたほうがしっとりとしますよ。
ただ、洗い物などでビニールの手袋をつけると、ビニールの手袋に負けてかぶれる人もいますので、普段つける手袋は綿の質の良いものを付けて保護するのがよいと思います。
―― 食事で気をつけることはありますか?
志保先生:アトピーの方は、アレルギーになるような物は控えた方が良いと思いますよ。
例えば、牛乳で作られた乳製品、アイスクリーム、チーズ、バターなどはアレルゲンになりやすいので控えたほうが良いかもしれません。
あとは、動物性のたんぱく質なども、皮膚と腸は裏表で、これらのものは消化に時間がかかりますので皮膚がひどい時は控えたほうが良いと思います。
カルシウム不足でも皮膚炎は起こりますので、カルシウム不足を引き起こす甘い物を控えるなども氣をつけられたらよいと思いますよ。