志保先生:まず、血液が少ないようなタイプですと血液を補ってあげたり、女性ホルモンが本当に減ってきているような状態があるのでしたら、漢方にもホルモンバランスに働きかける漢方薬がありますので、そのようなものをもっていきますと、体内バランスのお手伝いができると思います。
―― 生活面ではどんなことに気をつけたら良いですか?
志保先生:まず、血虚といって血液が少ないような状態でしたら、日頃の生活でストレスが多くないか、睡眠時間が短くないか、食生活が乱れていないかですね。
血液の材料になるものは何かと言えば、たんぱく質です。魚やお肉、豆腐などが血液の材料になりますので、質のいい食物がバランス良く取れているのか、食生活や生活習慣を見直していかれることが良いと思いますよ。