2018/03/12

うつ病の治療をしていますが、なかなか良くならず不安です。

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志保先生:西洋医学では抗不安薬や抗うつ薬が必ず出ると思います。そして、先生にもよると思いますが、1種類で効かなければ2種類に、2種類で効かなければ3種類というように薬が増えていってしまうのが現状ではないでしょうか。

―― 漢方の相談は、病院でうつの治療をされている方でもできるのですか?

志保先生:もちろんです。なるべくなら漢方薬を飲みながら、抗うつ薬を病院の先生と相談しながら、少しずつでも減らしていけるような方向を私は目指したいと思っています。

漢方堂にご相談に来られる方は、最初は病院の薬をたくさん持ってきます。こんなに飲んでよく体がもつなと思うくらい飲んでいらっしゃる方がいます。

現代薬は数が増えれば増えるほど副作用の確率が上がるというデータがありますが、日本ではたくさん薬が出過ぎているというのが現状だと私は思います。

薬は飲めば飲むほど肝臓が解毒していかねばなりませんので、身体に負担をかけないためにも少しでも減らして差し上げたいですよね。

少しずつでも病院の薬を飲まずに済むようになるためのアドバイスさせてもらっています。

 1つに偏らないようにしよう

―― なかなか変わらないと思われているご相談者の方の場合、具体的にはどのような対応が考えられますか?

志保先生:今と違う方法を、漢方や自然のものでお試しになられると良いと思います。

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