発作は季節の変わり目にも多いですので、暑さ寒さに耐えられる、また体温調整が上手くできるような体、寒さ暑さくらいでは反応しないような強い体を目指していくことが本治になると思います。
―― 漢方と西洋医学はアプローチが違うのですね。
志保先生:そうですね。その方が喘息であれば、西洋医学の対症療法で咳は止まると思います。ただ、「陰虚(いんきょ)」といって、潤い不足で咳が出るタイプであれば、病院の薬では咳はなかなか止まらないと思います。そのようなところも喘息の目安にしてもらうと良いと思いますよ。