2017/10/13

新しい職場で緊張から自律神経失調症になり、手がふるえて困っています。

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漢方をお守りがわりに

 

━━漢方のアプローチは、血液を補うという考えなのですね。

志保先生:そうですね。その上に、頭痛がしたり、肩が凝ったりという血流が悪いと思う時は「活血薬」といって血流が良くなるものを一緒にお出ししたりします。

また、緊張する方には、漢方でも実感が早いものもありますので、緊張を抑える、安神作用(あんじんさよう)があり気持ちを落ち着かせるような漢方をお守りがわりに持たれて、いざという時にお飲みになる方もいます。

 

━━すると、漢方では血液や肝臓という身体の面で飲めるものもあるし、心の面でも使えるものがあるということなんですね。

志保先生:はい。そうです。大勢の前で話をする時に緊張する、声がふるえるというお客様から、「そのような時に良いものはないか?」とご相談があるのですが、安神作用のある漢方をお飲みになると、「すごく落ち着いてしゃべることが出来た」とおっしゃってもらえるので、しっかり実感していただけます。

自律神経失調症で手がふるえているという時は、お薬を見直したり、脳ドッグにきちんと行かれるのが大切ということ、そして、漢方では、状態に合った自然成分で乱れた心を落ち着かせることで、ふるえに対応するということなんです。

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